ノラ代表のご紹介

名前
Name
池田真知子
Machiko Ikeda
肩書き
nola株式会社 代表取締役
CI/サービスデザイナー
その他の役割
龍谷大学 非常勤講師
NPO法人クリエイター育成協会 理事
出身
滋賀県東近江市
出身校
嵯峨美術大学短期大学部
好きなもの
ラーメン、ゲーム

経歴

滋賀県東近江市(旧神崎郡)に宮大工の家の次女(末っ子)として生まれる。

幼少期は特に目立つタイプではなく、自分の世界に引きこもり、ひたすら絵を描いたり空想にふけって過ごしていた。努力といったことはほとんどしたことがなく、ゆるゆるのほほんと生きる。

中学まで学校の勉強をほとんどせず、高校受験で行ける高校が地元でも有名な偏差値の低い私立の女子校しかないことがわかり、慌てて勉強をして難を逃れ、以降、ある程度勉強の必要性を感じようやっと勉強をするようになる(遅)。

高校卒業後は京都にある嵯峨芸術大学の短期大学部に進学(当時の嵯峨芸は短大しかなかった)。
油絵を専攻し画家を目指す。

短大卒業間近の就職活動で、油絵画家の就職先なんてないことにようやく気づく(毎度気づくのが遅い)。
しょうがなく、某大手流通会社に普通に就職。長く働くつもりはなかったが、思いの外実績を出し6年も働く。

この会社員生活の中で、ただ会社で働くことに退屈していた私は、内緒で副業として個人でデザインの仕事を受けるようになり、そこからデザイナーの道を目指す。

フリーでデザインの仕事をしていたが、ちゃんと学びたくなり一旦滋賀に戻る。

車の免許を取り仕事を探し始め、デザインの仕事をしたかったので、地元にある印刷会社に就職。
新聞折込がメインの会社だったため、昼夜逆転毎日が納期に追われ、誤字脱字におびえる日々を過ごす。

誤字脱字のプレッシャーに押しつぶされそうになり、そこそこデザインも学べたので3年で退社。そこで勉強したのは紙媒体のみだったため、Webサイトデザインも勉強するためハローワークで募集していた職業訓練でWebデザインを学ぶ。

卒業後、そこで講師をしていた先生に誘われ、特に何も考えず「おもしろそう」ってだけで生徒数名でWeb制作会社を起業。
会社経営の大変さを知らず地獄を見る(今のなってはとてもいい思い出だし、その時学んだことは今も役立っている)。

地獄を見るほど大変だったが、会社経営のノウハウが身に付き、そこそこ自信をつけたところで、メンバー間でそれぞれやりたいことが明確になり、4年ほどでそれぞれの道をいくため独立。
自分が思うデザイン会社を作りたいと、現在代表取締役を務める『nola株式会社』を設立、現在に至る。

ごあいさつ

はじめまして、ノラ代表の池田真知子です。
この度は、弊社のサイトをご覧いただきありがとうございます。
お客様も自分も「いい体験」をすること大切に、日々デザインのお仕事をさせていただいています。

私の仕事について

京都に小さなデザイン会社をかまえ、社員数名と「小さくても大きな仕事を」と「自分らしく生きる」をモットーに日々お仕事をしています。

仕事の内容は、広報に関わるWebサイトの企画制作から印刷物の制作、会社のブランディングからロゴや企業カラーなどを含むCI(コーポレートアイデンティティ)の制作が立ち上げ当初の主なお仕事です。現在は、さらに企業の中に入って、サービス開発や商品開発など、企業の外部デザイナーとして携わっています。

今一番力を入れているのはUX(ユーザー体験)を軸とした、企業の広報戦略です。
日々、人間やユーザー観察から様々なアプローチを進めています。

私が大切にしていること

私が日々大切にしていることは、仕事は生きることの一部であり、大切なのは日々の営みすべてという考え方です。

ワークラフバランスという、生活と仕事を切り離してとらえる考え方もありますが、仕事はあくまで生活の一部であり、生活をするため重要な営みのひとつであるこという考え方を大切にしています。

どういう違いがあるかというと、生活と仕事を切り離して考えると、どうしても仕事が悪で生活が善みたいなとらえ方になり、仕事優先生活優先休みたくさんほしい、みたいな無意味なやり取りが発生しますが、仕事は生活の一部であり、生活をするための流れの中のひとつであり、どっちを優先するというようなものではないととらえることができる。仕事はあくまで生活の流れの中の一部であり、ご飯を食べるとかお風呂に入るとか寝るとかいうことも含めて一日の流れを考えないといけない。そうすることで、一日の時間を丁寧に使うようになる。
そんな時間の使い方を大切にしています。

私が代表を務めるnola株式会社も、その考え方を存分に踏襲したデザイン会社です。

デザイナーは、よりよい生き方を想像し提案できる必要があり、そのため、誰よりも自分の時間、生き方を丁寧に大切に過ごす必要があると考えています。そのために、一日の流れをしっかり自分の中で把握し、今日一日何をする予定で、どこまでできたら完了かということを意識するようにしています。
そうすることで、無駄な残業は生まれず、きっちり仕事を終えたら、後は家に帰るなり街に繰り出すなり本を読むなり映画を観るなり、自分なりの生活をし、いい体験を多くすることを大切にしています。

そうすることで、仕事でもお客様にいい体験を提供できるようになると考えています。

nolaはそういうデザイン会社であり、そんな会社やスタッフもとても大切なもののひとつです。